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トレーニングの原理・原則とは? ルールを知って効率よく筋トレ

トレーニングの原理・原則をきいたことはあるでしょうか?

筋トレや運動を始める上での 教科書といってもいいルールが存在します。

これを知らないと 得たい効果までに時間がかかったり 永遠にたどり着かないなんてことも・・・

日頃から運動している人も 是非みてほしい!

トレーニングの3原理・5原則について

こんな人にオススメに記事

・運動しているけど効果が出ない人

・トレーニングの根本を知りたい方

・誰かに運動を教えたい方

 

原理原則ってなに?

「物事を成り立たせる根本的な決まり」

例えば ボールをもって手を離したら 地球上で生活している限り必ず地面に落ちますよね

天高く上昇する人はいないと思います

それが 重力の原理原則であるように トレーニングにも 原理原則があります

やみくもにやるよりも効率よく トレーニングする

言われてみれば当たり前の「3原理5原則」をどれだけ実践できているか確認してみましょう

3つの原理とは

負荷を与えれば 効果がでる原理のことをいいます

過負荷の原理(オーバーロードの原理)

いつも同じ重さ(負荷)でトレーニングしていると

カラダが刺激になれてしまい 効果が出にくい 原理

例えば 筋肉を大きくしたい 筋力をアップしたいのに 500mlペットボトルでトレーニングしても大きくはならないですよね

カラダを変えたいなら 今 できる運動強度以上の負荷をかける必要があります

そうしないと 持っている能力は維持もしくは 低下します

「クロトナのミロ」

画像1

イタリアのクロトナに生まれたミロは、子羊を担ぐ生活が日課となっていました

そのため、だんだん牛やミロの体格が大きくなるにつれて全身の筋肉を鍛えたとされています

可逆性の原理

昔 部活やスポーツをやっていた時の筋肉は やめると筋肉が無くなっていきますよね・・・

トレーニング(運動)は やめれば 筋肉は 運動する前の状態に戻ります

当たり前の原理ですよね 明日 明後日ですぐにはなくなりませんが、

2~3週間を過ぎるとアスリートでも筋量が減っている研究結果があるそうです

特異性の原理


水泳選手が プールに入らず 陸上でばかりトレーニングしていたら 水泳の能力は向上するでしょうか?

答えは『向上しません』

お尻をヒップアップしたいのに 腕のトレーニングしていたらお尻の筋肉は大きくなるでしょうか?

答えは『ヒップアップしません』

伸ばしたい競技や 増やしたい筋肉に合った

トレーニングをしなければ能力は向上しない

いうのが特異性の原理です。

トレーニングの3原理は ボールが床に落ちるように 当たり前 の原理です。

5つの原則とは

 

5つの原則はトレーニング効果をさらに高めるために知っておくべき原則です。

全面性の原則

全身バランスよくトレーニングすることを オススメします という原則

例えば 筋トレばっかりやっていてストレッチなどをしないと 怪我のリスクに繋がります。

基本的には 好きな部位をトレーニングしていいのですが、 一つの部位に集中すると怪我をしたり

筋バランスが崩れて カラダの歪みなどにつながります

ゴルフのスコアをの伸ばしたくて スイングの安定のために 体幹をトレーニングしていても

フルスイングしたときに背中の筋肉が固いとクラブを振り上げることができません。

体幹だけでなく柔軟性の向上も ゴルフ場を歩くための体力も

パフォーマンスを上げるためには必要です。

意識性の原則

筋肉を動かせ! という命令は 脳からの信号が筋肉に伝わることで 筋肉が動きます

トレーニングする部位に集中することを意識性の原則といいます

やみくもに 見よう見まねして動かす よりも 動き分析して どこの筋肉を使って 効果はどうで・・・

というのも知った上でトレーニングするとより効果を得ることができます

よくあるのは
・自分の意志では無いダイエット(誰かに言われた、嫌々の運動)
・モテるために自発的にダイエット(自分自身を変えたいとおもって運動)

この2つでは 意識性が異なります

やらされているよりも自分でやる意志の強い方が 運動に対する意識性が高いと言えます

漸進性の原則

その人 個人にあった 運動強度で徐々に負荷を増やしていくことを

漸進性(ぜんしんせい)の原則といいます

「モデルのA子ちゃんがやっているトレーニング方法を わたしも同じ内容でやってみよう」 とモデルと同じ髪型にする勢いで思っていませんか?

「よし!ベンチプレスで100kg 挙げるぞ!」と思っても 何もトレーニングしていなかった人がいきなり100kgは難しいです!

はじめは バーベル(20kg)から徐々に重さを上げる 負荷を上げること(過負荷の原則)で100kgに到達します

自分自身に見合った負荷から 徐々に負荷を上げていきましょう

個別性の原則

人それぞれ体格によって 負荷や強度は 違います。

トレーニング内容は人(性別・身長・体重など)によって異なることを

個別性の原則といいます

漸進性の原則でその人の負荷にあったのトレーニングをすることをお伝えしました

個人の能力にあったトレーニングが受けられるのがパーソナルトレーニングの最大のメリットですね!

反復性の原則

トレーニングの効果は1回では得られないことを反復性の原則といいます

繰り返しおこなうことで カラダの使い方がわかってきて動作が向上します

わたし自身も懸垂が1回もできなかったのですが、

繰り返し 懸垂の動作をチューブなどを利用しながら神経伝達を高めたことで 今では5回以上できるようになりました

繰り返し続けること 反復性の原則といいます

トレーニングの原理・原則の重要性

運動しているけど 結果がなかなか出ないであったり、

運動のパフォーマンスが向上しないという場合 は原理原則を見直すことをオススメします

筋肉を大きくしたいのに 全く違ったトレーニングをしていると いくら時間をかけても成果を得ることはできません

現在 多くのYoutubeやインスタグラム等のSNSでトレーニング内容を紹介していて 参考になるものが多くなってきましたが、今の自分自身にあう強度なのか 目的に合ったトレーニング方法なのか、いまいちど 確認してみてもいいかもしれません。

○○式ダイエットや ○○だけダイエット について

昔からテレビや 雑誌 書籍などで取り上げられる○○式ダイエットや ○○だけダイエットの多くは、食べ物ならば りんご や バナナ キャベツなど 摂取カロリーを減らすダイエットで痩せるのは当たり前で リバウンドのリスクもあるダイエット方法です

簡単だから 取り入れやすい かもしれませんが、また栄養も偏ることから 健康的にもよくありません

バランスの良い食事 を心がけましょう