今月になってから以前のように体重が落ちなくなってきました・・・
食事も変えていないのに、何ででしょうか?
「停滞期」を知れば体重が落ちないことも、カップルが慣れてきたときも解決方法に向けての考え方は同じです
停滞期とは
私も停滞期を経験したことがありますが、
停滞期とはダイエットを始めてから ある一定の期間(体重の減少)が過ぎると体重が落ちにくくなることをいいます
このある一定の期間とは、元の体重の5%~10%が落ちた頃に起こりやすいと言われています
例えば、60kgの体重だと
60kg - (5%) = 57kg
-3kg程度 落ちた頃に停滞期が起きやすいです
順調に落ちていた体重が急に落ちなくなると心配ですよね
これは、カラダの中で「ホメオスタシス」が起きているのが原因の1つです
停滞期の原因「ホメオスタシス」とは
停滞期の原因である「ホメオスタシス」は別名「生体恒常性」ともいいます
「ホメオスタシス」はカラダを一定に保っていようというカラダの防衛反応です
体重減少の観点で考えると、
ダイエット中は1kgでも多く減ってくれると嬉しいですが、例えば無人島に一人でいて食べ物も少なくて体重が減ったとき・・・どんどん体重が減っていったら死んでしまいますよね
そこで「ホメオスタシス」が働いてこれ以上体重が減らないようにと現状を維持しようとカラダが働いてくれる機能でもあるのです
だから一概に「ホメオスタシス」の機能が悪い物では無いです
ですが、ダイエット中は「ホメオスタシス」が原因で停滞期になっているので、なんとしてでも停滞期を打破したいですよね・・・
実際に私もやっていた停滞期の解決策があります!
停滞期の解消方法
体重が落ちない停滞期もカップルの停滞期も私が実施していた停滞期を解決する方法を是非実践みてみてください
停滞期はカラダが変わろうとしているサイン
解決方法① そのまま食事や運動続ける
停滞期も慣れれば、停滞期を解決していることがあります
長いと2週間以上も体重が変わらないことがありますが、それでも現状の食事を続けることでカラダの中での当たり前がかわります
体重が減らなくなっても心配せずにそのまま運動を続けましょう
解決方法② 運動の刺激を変えてみる
今まで食事のみで運動をしていなかった方は運動を取り入れてみてください
運動を取り入れている方は、運動の刺激の入れ方を変えてみましょう
例えば、ランニングを普段から行なっている方は筋トレを取り入れてみる
筋トレを普段から行なっている方は
①ランニングなど有酸素を取り入れてみる
②筋トレで扱っている重さを増やしてみる
③筋トレの種目を変えてみる
上記を実践してみてください
カラダに新しい刺激を入れることで停滞期を解決することがあります
実際に具体的なやり方を紹介します
①ランニングなど有酸素を取り入れる
有酸素をやっていなかった方は有酸素を取り入れてみてください
やり方は、「ランニング」や「エアロバイク」「クロストレーナー」やスタジオエクササイズにでるのもオススメです
新しいエネルギーの燃焼回路を使うことで脂肪燃焼が促進されて「停滞期」の解決に繋がります
②筋トレで扱っている重さを増やしてみる
筋トレを普段から行なっている方は少し重さを増やしてみましょう
もしくは、行なう回数を増やしたり、可動域を大きくしてみましょう
【1】重さを増やす
【2】回数を増やす
【3】大きく動かす
③筋トレの種目を変えてみる
いつもの筋トレ種目に新しい種目を取り入れてみましょう
例えば、レッグプレスをやっている方は、スクワットを取り入れてみたり
スクワットをやっている方はランジを取り入れてみたり・・・
新しい種目を取り入れることで、筋肉への刺激の入れ方がかわり停滞期を抜け出せる可能性があります
解消方法③ 食事をダイエット前に一時的に戻す
これは、普段から食事を制限していて体重が落ちない方にオススメの方法です
「ホメオスタシス」の機能でカラダが飢餓状態になっていると勘違いしているため、食事を通常の食事に一時的に戻すことによってカラダが『飢餓状態では無いんだ!』と思い込み停滞期を解決してくれる可能性があります
【ルール】
・実施するのは1日だけ(1週間に1日の固定曜日でも可能)
・バランスのいい食事を食べる(脂の取り過ぎ、糖質の取り過ぎ注意)
普段の食事に戻すことで食事量が増えるとリバウンドに繋がりやすいため、普段の摂取カロリーよりも多く取り過ぎないように気をつけましょう
例えば、普段は米を食べてない方は、半分くらいでも お米を食べてみるとか揚げ物を食べていなかった方は少し揚げ物を食べてみるとか、もちろんバランスのいい食事であることは必要ですが、1日好きな物を食べる日を作るのも停滞期の解決方法です
勘違い停滞期に注意!
体重が5%落ちた頃に停滞期はやってきます
食事を意識しはじめてすぐ体重が落ちない場合は、食事内容やダイエット方法を見直して見ましょう
5%も体重が落ちない時に食事を戻すと食事スイッチが再びオンになり食事量が増えることがあります
いままで食べていた食事のカロリーとダイエットを始めてからの食事のカロリーや量に質(炭水化物や脂質が多い食事)を確認してダイエットに適した内容になっているか点検してみましょう
・ダイエット前の摂取カロリーとダイエット中の摂取カロリー
→ダイエット中の摂取カロリーの方が少なくなっているか
・ダイエット前の食事内容とダイエット中の食事内容
→脂っこい物やお菓子、糖質でカロリーを摂っていないか
・食事のタイミングが適切か
→寝る前にご飯を食べたり、夜食を食べていないか
(寝る3時間前には食事を済ませましょう)
最後に
私も減量をしていたときに体重が減少し始めて少し経つと体重が落ちにくくなりました
これは元の体重の幅によって停滞期が来るタイミングが変わります
例えば、以前担当していたお客様で120kgほど体重があった方は、ダイエットを始めてすぐ体重が5kg落ちました
(120kgの体重で停滞期が起きる5%は-6kgほどしたとき)
その後も-5kg落ちたペースに比べると比較的ゆっくりでしたが、20kg以上の体重減に成功しました
ですが、このお客様の場合、標準体重よりも多いため体重は落ちやすい傾向にありました
元の体重が標準よりも多ければ多いほど体重は減りやすいです
逆に標準体重であったり、標準よりも低い体重の場合は5%も落ちにくい場合があります
ダイエットを始めた当初は体重が気になりますが、無理なダイエットで体調を崩さないようにするためにも体重よりも見た目を重視したダイエットができるといいですね!
カップルで新しい場所に行ったり、呼び方を変えてみたり刺激をいれるのもいいですね!
そういうときは、ナイーブになりすぎずに体重計に乗るのをやめてみましょう!