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2023年はコンビニジムの時代!?話題の「ちょこざっぷ」と「24時間ジム」の違いを調査!

日系トレンディで来年のトレンド予測が発表されましたが、2023年のヒット予測1位はなんと「コンビニジム」!

フィットネス業界がトレンド予測入りをしてフィットネス業界に勤めている者からするとなんだか熱い想いがこみ上げてきます。

さて、1位の「コンビ二ジム」とはタイパと呼ばれる「タイム・パフォーマンスを向上」向きのジムであり、最近はタイパの一つとして「動画を倍速で視聴する」など話題になっています。

 

コンビニジムのメリット・デメリット

コンビニジムとコンビニジム以外の大きな違いは、時間に縛られずに空いている時間に自由に行くことができることです。

先日お昼の12時に24時間ジムを利用した際に、仕事の休憩時間に来たであろう男性や女性が、20分くらいサクッとトレーニングして帰って行くのを目撃しました。

トレーニング時の靴が革靴だったことに違和感がありましたが、これも24時間ジムで自由にいけることの大きなメリットの1つでしょう。

コンビニジムのメリット

コンビニジムのメリットは、「好きなときに行ける」こと

仕事をしている方はサービス業や職種により朝早く終わる仕事もあれば、夜遅くに終わる仕事もあります。

そういう場合に大型のフィットネスジムでは平日朝7時にオープンして22時には閉館するところもあり、自由に通いにくい面があります。

そして時間だけではなく、「場所も自由に選ぶことができる」のもコンビニジムのメリットです。

同じ系列のジムであれば、他店利用料がかからずにいけることも多く、職場の近くから家の近く、出張先や旅行先にも系列の店舗があれば自由に通うことができます。

気軽にサクッと近くの店舗で行けることは大きなメリットです。

あとは料金が安いこと10,000円以下で通えるジムが多いこともコンビニジムの大きなメリットです。

また店舗によってマシンの種類の豊富さや数に違いがあります。

○行ける場所で好きな時間に行ける

○値段が安い

○店舗数が多い

 

コンビニジムのデメリット

コンビニジムのデメリットは、好きなときに行ける半分、行かなくなる可能性も高いことです。特にトレーニングを始めた当初はやる気も満ちあふれていて、ジムに足を運ぶ機会も増えますが、継続力がないと行く機会が減ってしまいます。

その理由の一つとして、コンビニジムでは「仲間」はつくりにくいということ。

やり方を教えてくれるトレーナーが常にいるわけではなく基本的には1人で黙々とトレーニングをするのがコンビニジムなので、モチベーションは上げにくい現状があります。

○やり方を教えてくれるトレーナーがいない(いても聞きにくい)

○トレーニング仲間がつくりにくい

○いつでも行ける反面、継続力がないと足が遠のきやすい

 

コンビニジムとその他のジムの違いについて

メリットとデメリットについては、上記で説明しましたが、値段が安いのでどういったところがコンビニジムと他のジムと違うのか、ご紹介します。

◎=十分満足できる、○=満足できる、△=満足できるレベルではない、×=サービスが無い

コンビニジム 総合フィットネスジム
①マシンの種類
②マシンの数(台数)
× ③プール
× ④お風呂
⑤シャワー
×(棚置きで施錠なし) ⑥ロッカー
⑦更衣室
6,000円~10,000円以下 ⑧値段 8,000円~15,000円前後

※あくまでも個人的な感想です

上記について実際の店舗の台数の数を比較してみましょう。

コンビニジム比較

ちょこざっぷ AnytimeFitness Joy Fit24 FastGym24
比較店舗名 四谷三丁目店 新宿御苑前店 四谷 早稲田
①マシンの種類 少なめ 多め 普通 少なめ
②マシンの数(台数) 各1台 各1台 各1台 各1台
③フリーウェイト なし あり あり あり
④有酸素マシン あり あり あり あり
⑤シャワー なし あり あり あり
⑥ロッカー 棚ロッカー 棚ロッカー 棚ロッカー 施錠ロッカー
⑦更衣室 あり あり あり あり
⑧値段 3,278円 8,580円 8,379円 7,123円

※店舗により大きく差があります。今回は四谷を中心に範囲を拡大して調べました。

最近出てきた「chocozap(ちょこざっぷ)」は調べて見るとマシンの種類が少なく、フリーウェイトもなかったり、店舗によってはトイレがなかったり…本当にサクッとというジムです。人が多い時間は待つこともある印象を受けました。

その反面、AnytimeFitnessやJoyFit24、FastGym24はマシンの数は1種類ずつでも数が多く、多くの筋肉を多角的にトレーニングができるジムです。

ランニングマシンやクロスバイクも5台以上はある店舗が多く、満足できる種類の多さであることは間違いないです。

ただプールやお風呂はないので、プールやお風呂に入りたいという方は総合フィットネスジムがオススメです。

あとはマシンの使い方はコンビニジムでは最低限しか教えてくれないので、どのくらいやっったらいいかとか聞きやすいのも総合フィットネスジムの特徴と言えるでしょう。

RIZAP系列「chocozap(ちょこざっぷ)」ってどんな人向き?

店舗により,大きな差がありますが、価格は最近話題の「ちょこざっぷ」が圧倒的に安いですが、同様にマシンの種類も少なく店舗も小さめです。

他の24時間ジムよりも敷居が高くないので運動始めたい方には行きやすいジムの傾向があります。

カラダをムキムキに大きくしたい場合はフリーウェイトもトレーニングの要素として取り入れていきたいので、フリーウェイトがないのは本格的にトレーニングしたい方には不向きかもしれません。

その反面、ガチ向きの方は「chocozap(ちょこざっぷ)にはいない」可能性が高いので、行きやすいジムであることは間違いないでしょう。

安全面にも配慮されたマシンが多いので初心者向きのジムです。

 

chocozap(ちょこざっぷ)まとめ

○3,278円と圧倒的に価格が安い

○マシンの種類は少ない

○フリーウェイトはない

○24時間好きな場所で好きな時間に通える

○マシンの安全性が高く初心者向き

○エステエステ・セルフ脱毛の機会がある店舗がある

 



AnytimeFitnessやJoyFit24、FastGym24ってどんな人向き?

マシンの種類や台数が多く、ダンベルを含めたフリーウェイトもあります。

ランニングマシンやクロスバイクの多くあることから総合フィットネスジムのマシンエリアとカーディオエリアだけのバージョンです。

エアロビクスなどのスタジオエクササイズやプールはないので、1人で黙々とトレーニングに励める方にはとてもオススメのジムです。

総合フィットネスジムでは入会時に「使い方の案内」や「目標設定の案内」、「脂肪落とすキャンペーン」みたいなものが適宜ありますが、24時間ジムではそういったキャンペーンをしているところは少なく、スタッフの在住時間も決まっていてスタッフが清掃から入会案内まで全てを行っているので、「スタッフに教えてもらいたい」サービスではないことが多いです。

フィットネスジムとしてのサービスをフルで利用したいならば、総合フィットネスジムの利用をオススメしますが、やり方もある程度わかるし自分でできるという方にはAnytimeFitnessやJoyFit24、FastGym24などのコンビニジムもオススメです。

 

AnytimeFitness/JoyFit24/FastGym24まとめ

○24時間好きなときに好きな場所で利用できる

○総合フィットネスジムより月会費が安い

○マシンの種類が豊富(ガチの人も満足できるレベル)

○プールやスタジオはない

○土足(外履き)で利用できる店舗が多い

まとめ

2023年はコンビニジムが流行るというトレンドでしたが、一昔に比べてコンビニジムは増加していて、それに伴い利用客も増えてきています。

総合フィットネスしかなかった時代は昼間は年配のたまり場、夜はスタジオ好きの人が集まる印象でしたが、今は若い人も筋力トレーニングをするようになってきたので、ますますコンビニジムの需要が高まるのではないかと思います。

当たり前のことですが、利用すればコスパのいいし安いと感じるジムも多いのですが、行かなくなると毎月月会費をドブに捨てるようなものになってしまいます。

価格が1万円以下で通えるからこそ通わなくなったときの退会や休会も後回しになりやすいので個人のスケジュール管理も大切な要素の一つだと感じました。

例えば、月・水・金は仕事終わりにジムに行くというスケジュールを立てるなどジムを生活の一部に取り入れる工夫が継続の鍵になるのではないでしょうか。