あなたは どのステージ？ 運動を日常化させるまでの5つのステージとは

運動をした方がいい人に、「今日から30分ウォーキングしてください」というのは本人からすれば少しハードルが高く結果的に習慣化されず やらなくなる というのが 大多数です。

ですが、人の行動にはいくつかのステージ（段階）があり、『一緒に歩こうよ』と友人や家族が誘えば なんとなく続けられるようになるのです。

このように 運動を日常化させるまでに 5つのステージがあります。

この記事では 5つのステージについて 紹介します。

5つのステージ(行動変容)とは

運動嫌いな人に 嫌々運動進めてもダメ！

わたしが昔 ジムのトレーナーをしていた頃の話ですが、それほど 本気でない人に 本気の指導はしない という考えがありました。

そういうと少し冷たく感じるかも知れませんが、伝えたいことはいくら 正しいことを言っても 本人がやってくれなきゃ 意味がないということです。

トレーナーはやる気がない人には、その人のステージにあった 指導 をしていきます。

例えば 健康診断で 医者に注意され 嫌々会社の福利厚生を利用してジムに来る方もいますし、結婚式を控えていて 運動に対して前向きな方もいます。

数学が苦手な人に 無理矢理 数学好きになれと言われるのが難しいように、運動も苦手な人に 無理矢理 やれと言われても 全くやる気が起きませんよね･･･

前熟考（無関心）ステージ

運動を行うことに対して 大切だとか重要という意識がない方のステージです

このステージから脱出するためのポイントは、運動をしなかったことのデメリットを考えましょう。

例えば この先 運動をしないことにより 治療費が継続的にかかっていくリスクがあるであったり太ったことにより 彼女や彼氏ができなくて 孤独な人生になるかも・・・とか

上記は例え話ですが、運動をしなかったことに対するデメリットを是非考えてみましょう。
きっと やらなかったことによる リスク がそこには控えているかもしれません。

熟考（関心）ステージ

運動を行うことに対して大切とは思っているけど 他人事だと思っている方のステージです

トレーニング雑誌はたまに目を通します。 テレビもダイエット特集なんてやっていたら一応みてみる。

だから少しの運動やダイエットの知識はあるけれけど 「わたしは まだ大丈夫」とか「知識はあるから」とか思っていませんか？

このステージから脱出するためのポイントは、家族 や 友人 もしくは芸能人でも 自分より少し体重が重そうだな～っという人と自分自身を他人と比較してみましょう

案外 自分の方が体重が重かった！ なんてこともあるかもしれません。

関心があることは第一歩ですので 他人事だと思わずに 一歩足を踏み出してみましょう！

準備ステージ

運動を行うことは自分のこととして大切だと思っているけど 行動していない方のステージです

ジムには入会しようかな～ って思っている方は準備ステージです！

このステージから脱出するためのポイントは、ジムに入会しましょう！それで テレビや雑誌でみたことのあるマシーンに触ってみましょう。

フォームは間違っていても とにかく新しいものに触れてみましょう。

できれば ジムのインストラクターさんに次 ○曜日 来ますね！とか言えたら最高です

心と体の準備はできているステージです！自身をもってジムの扉をたたきましょう！！

実行ステージ

このステージは 自分の意志で行動を始めていますが通っているだけで定着していない方のステージです

今日は疲れたから ジム行くのやめよ～ とか 仕事で忙しいから行けない～ とか、少し行かなくなったら面倒になった など 自分で言い訳を作っていませんか？

このステージから脱出するためのポイントは、一度 パーソナルトレーニングを受けてみる であったり 自分自身のフォームが正しいかチェックしてもらいましょう！

より効果的な方法を教えてくれるはずです！

ジムに入会しているという行動は素晴らしいことです

あとはせっかく時間を作っていくのであれば より効果的に そして 運動を継続させて身体を変えていきましょう！

維持ステージ

6ヶ月以上継続していれば 運動を日常に取り入れてられています！

素晴らしいですね！

定期的に 体組成計で測定をしたり 目標を設定すると さらなる継続につながります

ボディコンテスト系の大会に出場 や マラソン大会にでてみるのもいいと思います！

中止 と 逆戻りについて

人は必ずやめる タイミングがあります（中止する）

そのときは また すぐに始めることが重要です

中止が長引いてしまうと ステージを逆戻りする可能性があります･･･

あ！最近ジム行けてないなぁ と思ったらすぐ行動しましょう！

まとめ