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運動を安全に始めたい人にオススメ!プールのメリットについて

筋トレはちょっと始めにくいという方や 怪我をしていた経歴があって運動に不安がある方に まずオススメしたいのはプールでの運動です

プールで運動することにどんなメリットがあるのでしょうか

この記事では専門的にプールの特性についてご紹介します

水の4大特性とは

陸でのトレーニングは常に重力がかかった状態で運動しますが、プール(水)の中だと特性が異なります

プールである利点は以下の4つ
  • 水圧
  • 浮力
  • 抵抗
  • 水温

 

上記をひとつずつ説明していきます

水圧とは

 

水圧というと 日常でシャワーの圧が強いとか弱いとかそういうのをイメージしますが、

これは からだにかかる 1㎠ あたりの水の重さを水圧 といいます

水圧は 水面からの深さが10cm増すごとに 約0.01気圧ずつ増えていきます。

つまり、プールで言うと 底に足をついたときに ふくらはぎ(下半身) の方が 上半身よりも水圧がかかっていると いうことです。

①下半身から血流を上に押し上げてくれる

水圧が 下に向けてかかることにより ポンプ作用が働き 浮腫の改善に繋がります

②呼吸系の筋肉を鍛えることができます

身体が肩まで 水中に入ったときに 息を吸うときに膨らむ胸やお腹が水圧により膨らみにくくなります
これにより 呼吸に関わる筋群を鍛えることができます。

 

国際海洋環境情報センターから引用

浮力とは

 

アルキメデスの原理を聞いたことあるでしょうか?

どういう原理かというと 水中にで腕を大きく動かすと それと同等の力が逆方向に働くことをいいます。

①関節にかかる負担が少ない

体重が増えていて関節に負担がかかっているであったり 関節を怪我をしている場合には 地面で行うよりも 負担を少なくすることができます。
つまり 陸の上でジャンプするのと 水中でジャンプするのでは 関節にかかる負担が少なくなります。

②動きを大きくすることができる

足を広げて 閉じるのような単純な動きでも 水の中では 膝や股関節の関節の負担を減らして大きく動くことができます。

抵抗とは

抵抗とは水の抵抗のことをいいますが

水中や空気中で動く物体は その進行方向とは逆向きに力を受けます

さらに水の密度は 空気の800倍以上といわれているので 空気中よりも 水中の方が大きな力が必要になります

水中で ウォーキングすると 陸よりも 足や手が動かしにくいと感じると思いますが、それが抵抗が働いてるということなのです。

①陸上で動くよりも 筋肉の活動量が増える

1日海で遊んだ日は すごく疲れたりしますよね 水の中では陸では出来ない様々な動きをすることが可能です。

そのため 多くの筋肉を使いますし 足を前に出したり腕を振ると言う動きにも 水の抵抗がかかっているので筋トレしているのと同じになります

②運動の強度は自分で選ぶことが出来る

マシーンエリアで言うと 重さを上げたり 下げたりということがプールだと重さがない分 ご自身が動きやすいペースで行うことができます。

水温とは

水温は プール内の温度のことをいいます。

入水するときは少しヒヤッと感じますが 少しすると慣れてきますよね。

これはカラダの中の熱伝導が働いています。

冷たいと感じたら カラダを温めるために代謝もグッとあがるので 代謝も上がります。

でも陸だと 寒いからと言ってカラダがなかなか温まらないですよね。

実は水の方が空気よりも20倍以上熱を伝えやすい性質があります

カラダの体温を調節する働きがよくなる

まとめ

プールは 関節に負担をかけたくない方や 体重が過多 もしくは 痩せていて筋力が無い方にも ご自身の負荷でトレーニングすることができます

陸でのトレーニングは 重力が関節にかかるので 膝を痛めたなんて方もいるのが現状です

水に入っているだけで 体温調節や 水の抵抗がかかるので代謝もあがりやすくなりますので、本格的な筋トレを始める前にプールでウォーキングやアクアビクスなどからスタートするのもオススメです。無理なく運動を続けていきましょう